マーケティング・マネジメントの教科書

【ウェブ・マーケティング】ウェブ・インターネット広告の種類や方法

ウェブ広告には様々な種類や方法があります。

RSS広告

RSS広告(Rich Site Summary Advertisement)は、RSSリーダーに配信されるコンテンツターゲティング型の広告です。RSSリーダーとは、ユーザーが配信を希望したサイトの更新情報と、その記事内容の要約(サマリー)を自動的に受信するものになります。このサマリーに含まれる内容とマッチングした広告を掲載することで、ユーザーの興味関心にあったターゲティングが可能になります。

バナー広告

バナー広告(Banner Advertisement)はウェブページ上に画像やテキストを張り付けるタイプのインターネット広告のことで、主に画像タイプにものを「バナー広告」と呼ぶことが多く、テキストのみのものは「テキストバナー広告」と呼ばれています。

バナー広告例



リッチメディア広告

リッチメディア広告(Rich Media Advertising)は、テキストや静止画だけでなく、動画や音声などを用いたインターネット広告で対象者によりリッチな広告表現で見せることができるバナー広告になります。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告(Affiliate Advertisement)は、成果報酬型のインターネット広告で、商品購入や資料請求などの最終結果やクリックが発生した件数に応じて広告費を払います。基本的には広告掲載には費用が発生しません。このアフィリエイト広告を利用する場合アフィリエイトプログラムの導入が必要です。導入すると、そのプログラムの掲載先として参加しているウェブサイト(アフィリエイトサイト)やメールマガジンに広告を掲載してもらい、その広告経由で発生した最終結果のみを計測できます。

クリック保証型広告

クリック保証型広(Click Guaranteed Advertisement)は一定のクリック数が達成されるまで掲載が保証される料金形態の広告で、たとえば1000クリック保証ならそれが達成されるまで掲載が続きます。このタイプの広告は主にバナー広告に採用されています。

インプレッション保証型広告

インプレッション保証型広(Impression Guaranteed Advertisement)は表示回数課金型広告、ページビュー保証型広告とも呼ばれ、広告が一定の表示回数(インプレッション)を達成するまで掲載を続けるタイプのインターネット広告です。例えば「10万インプレッション保証」なら、広告が10万回表示されるまで掲載が続きます。このタイプの広告は主にバナー広告に採用されています。

検索エンジン広告

検索エンジン広告(Search Engine Advertisement)は、リスティング広告、サーチエンジン広告、検索連動型広告とも呼ばれ、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果画面に掲載され、クリック課金型のインターネット広告になります。広告主が任意に選んだキーワードの検索結果画面に広告を掲載することができます。Googleの「アドワーズ」やYahoo!リスティングの「スポンサードサーチ」などがあります。

Google広告(旧・アドワーズ)

Google広告(旧・アドワーズ:Adwards)は、グーグルが提供するPPC広告(検索エンジン広告)になり、グーグルの検索結果画面に、クリック課金型、検索連動型広告を掲載できます。

Google広告

行動ターゲティング広告

コンテンツターゲティング広告はビヘイビアターゲティング広告(BTA)と呼ばれることもあり、消費者のサイト閲覧、検索履歴、ショッピング履歴などから、その消費者が興味や購買意欲を持っているであろう商品ジャンルを分析し、興味に応じた広告を配信するシステムです。

ヤフーリスティング広告

Yahoo!JAPANや提携パートナーサイトに掲載される「スポンサードサーチ」「インタレストマッチ」の総称になります。

ヤフーリスティング広告

インタレストマッチ広告

インタレストマッチ広告(Interest Match Advertisement)は、ヤフージャパン(Yahoo!リスティング)が提供する行動ターゲティング広告(Yahoo!JAPANは「興味関心連動型広告」と呼んでいます)になります。ユーザーのサイト閲覧履歴や検索キーワード履歴、Yahoo!Dの属性情報をもとに、そのユーザーが興味を持っているであろう情報分野を分析し、その分野に適したクリック課金型の広告がコンテンツ内に掲載される仕組みです。

コンテンツターゲティング広告

コンテンツターゲティング広告(Content Targeting Advertising)は、コンテンツ連動型、コンテクスト広告、コンテキスト広告とも呼ばれ、広告対象商品やサービスにかかわりに深いコンテンツを提供するウェブサイトに掲載されるクリック課金型の広告です。検索エンジンの検索結果画面に表示されるPPC広告の仕組みを生かし、検索エンジン以外のウェブサイト上にもPPC広告を掲載できます。ウェブサイトのテキスト情報などからキーワードを抽出し、自動的にそのコンテンツにマッチした広告を掲載する仕組みになっています。

アドセンス広告

アドセンス広告(Google AdSense)は、コンテンツターゲティング広告の代表的なもので、広告掲載プログラムを導入している数多くのサイトの中から、広告主が出稿しているキーワードにマッチしたサイトを自動的に呼び出し掲載します。

PPC広告

PPC広告(Pay Per Click Advertising)は広告がクリックされた回数分だけ費用が発生するクリック課金型のインターネット広告です。PPC広告の代表的存在である検索エンジン広告のことを示して呼ばれることも多くあります。

メール広告

メール広告(Mail Advertisement)は電子メール広告やEメール広告とも呼ばれ、電子メールに掲載される広告の総称になります。年齢や興味など複数の条件から見込み客をしぼりこむことができる「ターゲティングメール広告」やメールマガジン内に広告を注入する「メールマガジン広告」など、掲載形態や配信条件によってバリエーションがあります。

メール広告(Mail Advertisement)例

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オプトインメール広告

オプトインメール広告(Opt in Advertising)は、広告メールを受け取ることをあらかじめ承諾している人にだけ送信されるメール広告のことになります。

ターゲティングメール広告

ターゲティングメール広告(Targeting Mail Advertising)はメール広告の一種で、広告したい商品やサービスの内容に応じて、配信対象者の年齢、性別、興味など複数の属性にしぼって配信ができるメール広告になります。配信対象者となるのは、会員登録やメルマガ登録をしメールを受け取ることを承諾した人になります。

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