クロスメディア・マーケティングは、異なるメディアを組み合わせ、それによりリーチとフリークエンシーの確保とコンバーションへ繋げる事を狙います。
*リーチ:フリークエンシーについては広告作成のステップの「広告作成のステップ」の「④メディア:広告媒体の選択」を参照ください。
例えば、TVCMの続きをウェブサイトに繋げたり、TV番組での消費者プレゼントをホームページで参加させたりなどもあります。インターネットにおけるクロスメディア・マーケティングでは、主にCGM(Consumer Generated Media(コンシューマー ジェネレイテッド メディア:掲示板やクチコミサイトなど、一般ユーザーが参加してコンテンツができていくメディア)などを組み合わせていきます。
①SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
フェイスブック、ミクシー、グーグルプラス、ツイッターなどのコミュニケーション・サービスになります。
②CGM(コンシューマー・ジェネレイテッド・メディア)
消費者生成メディアとも呼ばれ、消費者自身で作成したサイトやブログ、口コミ、レビューサイト、動画共有サイト、SNSの個人の投稿ページなど、消費者が内容を生成したメディアやユーザー発信型のメディア媒体になります。
ブログ・サイト
・無料ブログ
・独自ドメイン取得ブログ、サイト
口コミ・レビューサイト
・比較サイト、レビューサイト
動画共有サイト
・ユーチューブ
・ニコニコ動画
SNS
・ツイッター
・フェイスブック
・ミクシー
・グーグルプラス
ナレッジコミュニティ
・ウィキ、ウィキペディア
・ヤフー知恵袋
キュレーションサービス
・まとめサイト
・共有サイト
などがあります。これらのソーシャル・メディアを活用し、組み合わせ、マーケティング活動を行っていくことが、インターネット上におけるクロスメディア・マーケティングになります。
ただし、むやみに組み合わせを増やせば良いという訳ではなく、興味をもたれなければユーザーの目には留まりません。そのためには「興味を惹くコンテンツ」が重要になり、またそれに伴った「質」も必要になります。