インターネット・マーケティングで行う、ウェブ集客のためSEMとSMOで最適化を図る
SEM
SEMは、サーチエンジン・マーケティングの略になり、自社のウェブサイトへのアクセス増加を図るためにグーグル、ヤフーの検索エンジンなどで上位表示されるように最適化しウェブサイトにいかに集客するかを目指します。
①SEO(サーチエンジン最適化)
これはグーグルのアルゴリズムによって表示順位が変動する表示箇所になります。そこのトップページに自身のウェブサイトを表示させることを目指し、調整、最適化を行っていきます。
主に行うのは「外部対策」と「内部対策」になります。
【外部対策】
他のサイト、媒体からリンクしてもらう方法になり、被リンクとも呼ばれます。
他の媒体からリンクを貼ってもらう事(被リンク獲得)で、サイト価値を高め検索結果に上位表示をさせる事を目指します。ただし、あまりにもページランク、サイト価値が低いサイトや不自然(自作自演など)なリンクだと、ペナルティーを受け逆に表示順位を落としてしまうこともあります。
重要なのは自然な被リンクによるもので、そのためには他の媒体で紹介されるだけの内容、コンテンツである「質」が問われます。
【内部対策】
主に考えていく部分は「コンテンツ」「内部リンク」
コンテンツ
文章や内容の質などで、検索したユーザーが求めている情報をいかに提供できるかのユーザー目線の内容になります。
内部リンク
ページ同士あるいはページからページへリンクを貼る。関連するページやトップページなどにリンクを張る事で、ユーザビリティ(ユーザの使いやすさ)を高めたり、サイトの滞在時間を増やす効果もあります。
また、内部リンクによって、クローラー(検索ロボット)がサイト内を巡回しやすくさせます。
検索結果でサイトが表示される過程を簡単に説明すると、
この様になり、リンクをたどって情報を読み取っていくので、内部リンクが張ってあればたくさんのページを巡回できます。
ただし、むやみやたらにリンクを張るのではなく、適材適所に貼ることが望まれます。
ソースコード
これもクローラーが、より巡回しやすいようにするために行われます。ただしプログラマであっても完璧な最適化は難しとされているので、最低限出来ることをしていけば良いと思います。
例えば、
・リンク切れがないか
・無駄なタグを使いすぎていないか
・タグの使い方は適しているか
・重要なキーワードを絞ってタイトルに入れる
など難し過ぎるような事ではなく、プロでなくても出来る範囲のことです。
ワードプレスを使用するのであれば、SEO関連のプラグインもあるので、最低限のことをやっておけば良いのではと思います。またSEOはどれだけやっても必ず上位表示されるものではなく、過度に施策を行っても逆効果になることもあり、完全にコントロールする事は出来ません。
②アドワーズやスポンサードサーチの検索エンジン広告
これは、ヤフーなどでの検索結果表示画面でスポンサードサーチ部分に表示される広告になります。
*PPC広告などと呼ばれます。
この部分はSEOに関係なく1ページ目に表示されますが、掲載する場合は有料になります。
SEMはこれら①②を駆使していく方法になります。
SMO
SMOはソーシャルメディア最適化という意味で、ソーシャルメディア(CGM)から、いかにしてウェブサイトにへの集客、アクセスを獲得しやすくするかになります。
これは、SEOと同じで確実な方法はという訳ではなく最適化していく事になります。様々なソーシャルメディアにおいて、他のユーザーに自社の製品、サービス、コンテンツを注目させ、また、興味を持ってもらうかが重要になります。
主に5つのポイントが提唱されています。
①リンクされやすくする
サイト内のコンテンツを充実させ、役に立つ情報を提供し、興味、関心を持ってもらう事で、他からのリンクの獲得を目指します。
バイラルマーケティングでも説明したように、面白い、ためになるものなど、口コミ、紹介されたりします。
そのような「他の人が自身の媒体にリンクを貼り紹介したい」と思われるコンテンツが重要になります。
②お気に入り登録やタグ付けをしやすい状態にする
簡単にお気に入り登録が出来るようなボタンや簡単にトラックバック出来るようにURLを表示させておく事で、リンクをしてくれる人の手間を取らせない様にします。当サイトでは、コメント欄の上に表示されています。
③リンク元に対し、トラックバックリストの表示などのメリットを提供する
リンクをしてくれた人に対し、自分のサイトにトラックバックリストを表示させることで、訪問者がその人のサイトへアクセスが出来るようにします。それにより双方にメリットが発生し、良い関係性を築いていきます。
④コンテンツを音声やPDFなどにし、ウェブ外に持ち出せる用意しておく
訪問者が無料でコンテンツの動画、音声ファイルやPDFを持ち出せるようにし、配布し広めることで、そこからさらに自社のコンテンツが広まっていく事もあります。
⑤他の様々なサービスと組み合わせる他のサービスなども用いて、コンテンツの魅力を高めていきます。
説明などの動画が見れる、会社所在の地図が見れる、ウェブページと別にブログで販売者の「顔」がわかるようにするなど、魅力が増せばリンクしてもらえる可能性も高まります。
これらはのことは、ウェブブランディングの内容にもなる部分です。