P・D・Sサイクルはマネジメントサイクルとも呼ばれ、業務遂行の基本的な流れを大きく表した考え方になります。
業務の流れを、
1、PLAN(計画)
2、DO(実行)
3、SEE(評価・見直し)
と言ったステップで業務の流れを遂行していき、実行した結果を評価見直しをし改善点、強化点などを導きだし、それらを基に新たに計画を立て実行しまた、評価、見直しをし・・・・・・・・
つまり、これを繰り返しサイクルさせることでより良い経営を目指していくことになります。
このP・D・Sサイクル(マネジメントサイクル)は「全体」あるいは「細部」において適用していくことが望ましく「こういう時に使う考え方」のように定義的に考えていく必要はないと思います。例えば、マーケティングマネジメントの「R-S、T、P-MM(4P、4C)-I-C」全体をPDSサイクルの大きな流れで表すとすれば、
「R-S、T、P-MM(4P、4C)」がPLAN(計画)段階になり、「I」はDO(実行)にあたり、「C」はSEE(評価・見直し)になります。
また、細部で考えるのであれば「R-S、T、P-MM(4P、4C)-I-C」の各項目ごとに、P・D・Sサイクルの流れを組み込んでいき部分的な最適化を図っていくこともできます。なので、必ずしも全体だけに対しての考え方をするのではなく「大きな羅針盤」「小さな羅針盤」などのように考えていくことが望ましいと思います。
また「R-S、T、P-MM(4P、4C)-I-C」の流れ全体をP・D・Sサイクルと考え「R-S、T、P-MM(4P、4C)」そのもの全体を「再計画」していくとなると、コスト、時間などさまざまに大きな影響を及ぼすことにもなるので「MM(4P、4C)」において、評価、見直しをし、より良い方法、手法はないかなど「部分的最適化、再計画」を図っていった方が効率的で速い動きができます。
それでも上手くいかない状態ならば、その計画そのものを見直していくなどの対応が必要になってきます。つまり、評価見直しポイントは、
の順にフィードバックさせ改善点、強化点などを見直し再計画を立てていくことになります。なので会社、事業の方向性と言う大きな目標計画の中で、その過程で行われる事業計画や作業効率などの細部をサイクル的に改善を行っていくと言うことです。